銭洲(ぜにす)とは、伊豆半島石廊崎の南方約70kmの海上に位置する伊豆諸島の島(岩礁群)[1]。行政区画は東京都神津島村に属する[1]。 銭州、ゼニスと表記されることもある。別名「銭島」。 地理[編集] 伊豆諸島の最西端に位置する3つの岩礁群であり[1]、神津島からは南西へ約36km[2]、船で約2時間の地点にある[1]。 大きく2か所(北東と南西)に分かれた岩礁群から構成されており、それぞれ北から「ダルマ」「ヒラッタイ」「ネープルス」と呼ばれている[3][注釈 1]、両者の間はおよそ2km隔たっている。北東のグループはダルマ岩礁群と呼ばれる。南西のグループはさらに2つに分けられ、北側を「ヒラッタイ岩礁群」、南側を「ネープルス岩礁群」と呼ぶ[3]。 ダルマ岩礁群 2つの岩礁からなる。 外ダルマ (5m)、内ダルマ (6m) ヒラッタイ岩礁群 ダルマ岩礁群の南西2.3kmに位置する。 外ヒラ