2015年春開業予定の北陸新幹線の運行体系が県内に波紋を広げている。JR東日本とJR西日本が2日に示した4種類の体系のうち2種類が、県内の「上越妙高」「糸魚川」両駅と関係ないタイプだったためだ。他県より停車数が少なくなるとの懸念も出始めており、県や沿線の自治体は情報収集や対応に追われている。 「レールがあるのに新潟県に(車両が)入らずに帰ってしまうのは遺憾だ。本県に経済的な価値がないとして減らしたのではないか」 4日の県議会建設公安委員会で上越市選出の小山芳元委員(社民)は、このような不安を口にして県の考えをただした。 両社の発表によると、北陸新幹線では、現在の長野新幹線区間(東京―長野間)を運転する「長野新幹線型」と、富山―金沢間の「シャトル型」が走ることになり、いずれも県内に入らずに折り返す形になる。本県の2駅に止まる可能性があるのは、少ない停車駅で東京―金沢間を運行する「速達型」と、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く