災害に立ち向かうビッグデータ2月14日の甲信地方の豪雪災害で、本田技研工業のご尽力によって、通行実績情報マップが提供されました。物資の配送の円滑化など大いに活用されることでしょう。 日本の道路のMaster Dataは存在しない?一般的なデジタル道路データは、日本デジタル道路地図協会が提供するデジタル道路地図(DRM)があります。DRMはカーナビに配信される交通情報であるVICS情報のマスターデータとして運用されています。(参考:協会の歩み) 一見これこそが日本のマスターデータに思えるのですが、東日本大震災の通行実績マップではGoogleMapに多重表示しただけで、リンクIDとして管理された情報が展開されることはありませんでした。 課題は網羅性日本のカーナビゲーションシステムで採用されているデジタル道路地図は、ゼンリンやパイオニアの子会社であるインクリメントPが殆どです。DRMをそのまま採
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