自分の研究(象徴天皇制)と深入りしてしまった公文書管理問題について思いついたことを書いています。拙著『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』(青弓社)刊行しました。 安倍内閣は、2013年9月3日から「特定秘密の保護に関する法律案(秘密保全法案、特定秘密保護法案)の概要」(以下「概要」と略す)に対するパブリックコメントを始めた。 「概要」に対するパブコメということで、いまいち意図がつかめないところではある。 だが、公文書管理の視点からすると気になることがかなりあるので、とりあえず現状の考え方をまとめてみたい。 法案の具体的な内容などが出てくれば、意見が変わるかもしれません。 まずは「概要」の説明から。 http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000103648 秘密保全法案は、機密情報の保全を目的とするもの。 簡