今の世の中の流れの中で書籍類の電子書籍化自体を止める事は多分出来ないんだろうなというコトは理解できます。これはCDが曲ごとのダウンロード販売に大きくシフトした事例を見ても、多分止まる事は無いんだろうと思います。不肖岩永も今から20年ほど前にまだ「マルチメディア」と称していた頃の世界の普及に携わってきた経験なんてのもあって、その頃から何れそうなるよねというコトは理解していました。 当時は技術的な観点の方がクローズアップされていましたが、今となっては市場全体がそういう流れにあるのだろうなというコトは理解しています。そんな事は百も承知。でも、それって楽しいことなんだろうか?そもそも楽しいって何なんだろうかってのを考える事があるんです。 手に入れることの意味 楽曲の話なんか正にそうですが、いまや欲しい物だけを手に入れる方法があるわけです。嘗てLPの時代からCDまでは、基本的にアルバムと言う考え方が