大手地図会社「ゼンリン」が販売する電子地図のデータを不正にコピーし、インターネッ上でダウンロードできる状態にしたなどとして、41歳の会社役員が著作権法違反の疑いで逮捕され、警察は、データの販売でおよそ1000万円を売り上げていたとみて調べています。調べに対し、「違法とは知らなかった」と供述し、容疑を否認しているということです。 警察によりますと、大鐘容疑者は、ことし6月、大手地図会社のゼンリンが販売する電子地図のデータを不正にコピーしてサーバー上に保存し、ダウンロードできる状態にしたとして、著作権法違反の疑いがもたれています。 正規のデータは1件当たり1万4000円で販売されていますが、大鐘容疑者は、ネットオークションのサイトを通じて2500円から5500円で販売していたということです。 警察は、供述などから、去年10月からこれまでにおよそ1000万円を売り上げていたとみて調べています。調