「金魚の町」を象徴するスポットとして人気を集めてきた奈良県大和郡山市柳の「金魚電話ボックス」が近く撤去されることになった。4年前から地元の柳町商店街などが管理してきたが、外部から「著作権を侵害している」との指摘を受けて決めた。観光客からは「きれいなのにもったいない」と惜しむ声が次々と上がっている。【数野智史】 「あ、これか!」。商店街の一角にある電話ボックスを見つけると観光客らがスマートフォンをかざす。地元ではすっかりおなじみの光景だ。一見、電話ボックスのようだが、内部は水が満たされ数十匹の金魚が悠々と泳ぎ回り、受話器からは気泡が出る。 2011年ごろ、京都造形芸術大(京都市左京区)の学生グループが「テレ金」という名で制作・発表。13年にその部材を再利用した作品が同商店街に初めて設置され、「インスタ映えする」とSNSを中心に徐々に評判が広まってきた。 これに対し昨年、「自身の作品によく似て
![<金魚電話ボックス>撤去へ 著作権でトラブル 奈良(毎日新聞) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c25613ad5d9bf5f436ba7e7b594e7c472530e6d6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20180403-00000012-mai-000-view.jpg)