先日ロンドンを訪れた時、ロンドン時代の最後のフラットの同居人であった日本人のお姉様と、パブに飲みに行きました。 世の中、キャパシティーだとか許容量だとかプラスマイナスだとかの組み合わせは上手くまとまっているもので、長生き家系の比較的夫婦仲のいい中流家庭に生まれ育った、苦労知らずでライトでソフトな人生を歩んできた僕は、特別な存在になったパートナーからただの友人まで、その家庭や恋愛関係において、生死を問わず僕の逆を行く重厚な歴史を持っている、説得力に長けた人間が多いです。 このお姉様もその例に漏れず、非常に肉付きのいい人間関係を咀嚼してきた色女で、話の内容からおそらくは10歳近く年上、しかし見た目は僕と同い年くらいの女性なのですが、一通りの近況報告を受けた後、「いい男いないかね」の恋愛話に落ち着きました。 ほんの少々ですが、それでもワイドなレンジの活力あふれる彼女の男性遍歴を聞き知っていた僕は
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