出典:日経SYSTEMS 2013年7月号 pp.14-15 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 2010年1月のWindows Azure正式サービス開始から約3年半、国内ユーザーから要望が多かった「データセンターの国内配置」がようやく実現することが発表された。2013年春以降、矢継ぎ早に実施されているIaaSなどのサービス拡充と合わせて現状を報告する。 米Microsoftは2013年5月23日、同社の統合クラウドサービス「Windows Azure」向けのデータセンターを国内2カ所に新設すると発表した。米国、欧州、アジアという既存の三つの主要地域(メジャーリージョン)に、日本を追加する。日本リージョンには、首都圏と関西圏という二つのサブリージョンを設定し、それぞれに1カ所ずつデータセンターを置く。具体的な提供時期やデータセンターの規模などの詳細について