IOCのロゲ会長(左)から証書を受け取る竹田恒和東京招致委理事長(右、肩書はいずれも当時)=ブエノスアイレスで2013年9月7日、梅村直承撮影 2020年東京五輪・パラリンピック招致を巡る不正疑惑で、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)は11日、フランス司法当局から聴取を受けたことを認めた上で「不正はなかった」と改めて疑惑を否定した。JOC関係者によると、国際オリンピック委員会(IOC)も懸念しているといい、IOCは同日、「仏司法当局と緊密に連絡を取りながら状況を注視している」とコメントした。 当時、招致委員会の理事長を務めた竹田会長はJOCを通じて「ヒアリングで新しい事実が判明したというようなことはない。国民の皆様に大変心配をかけているが、疑念を払拭(ふっしょく)するために今後とも調査に協力する」などとコメントを発表した。
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