電気イヌ @pirotan21 僕の高校には、卒業論文があった。 僕は「『不登校権』という人権があるのではないか」「主体性が成長するまで学校休む権利が子どもにはあるのではないか」「多様な成長のあり方が人にはあるのではないか」という趣旨の論文を書いた。 指導教官は国語の先生だった。 おそらく批評に通じた先生だった。 電気イヌ @pirotan21 先生は僕の論文の内容を掴んだ後、こう僕に言った。 「『主体』というものが本当にこの世の中にあるかい?」 「僕は『多様』という言葉を聞くと吐き気がするんだ」 先生がいったい何に向き合ってたのか良くわからなかった。今もわからない。 でも僕は、それからずうっとこのコメントを考え続けている。