これはいくらなんでも盛りすぎだろ、的な聖書エピソード 聖書はイエスや使徒たちのミラクル・エピソードが目白押しです。 死んだ人間を生き返らせたり、たった2匹の魚で大勢の人間の腹を満たしたり、十字架の上で死んだのに3日後に生き返ったり。 我々からすると充分「盛り盛り」なのですが、実は現在の聖書の本編にはない「除外されてしまったエピソード」がいくつかあります。 歴代の聖書の編集者たちにより「いや、いくらなんでも盛りすぎじゃね?」という感じで本編から省かれて外伝扱いにされてしまったようです。 1. ヨハネ、南京虫に言うことを聞かせる このエピソードは、3世紀頃に小アジアからシリア辺りで書かれた「ヨハネ行伝」という書物にあります。 イエスの死後、12使徒の1人ヨハネの宣教の旅を著したものですが、魔術師奇術師の類いかってくらいヨハネがミラクルを連発する「キャー、ヨハネ様すごい!」本です。 南京虫のエピ