嘔吐について ウイルス性腸炎のにかかった場合の嘔吐は、おおよそ12時間程度で治まることが多く、24時間以上続くことはほとんどありません。 通常は胃の中にあるものを吐ききってしまえば嘔吐は治まりますので、ウイルス性腸炎では胆汁の嘔吐(緑っぽい嘔吐)はありません。 幼児の場合、胃の内容物が空になるので、飲み物や食べ物を要求する場合がありますが、どんな水分を与えるかはご注意ください。 消化と吸収が容易でない脂肪分の多い乳製品や糖度の高い果汁を与えてしまうと、再び吐き気と嘔吐が始まりますので、嘔吐が続いたあとの水分補給は経口補水液を間隔を開けて少しずつ与えるようにしてください。 嘔吐がはじまってから3~4時間は、何も口にしなくても吐くことが多いので、飲食は避けるようにしてください。 3~4時間後、一気に飲食をさせなければ徐々に吐かなくなります。 水分補給について 乳製品に含まれる乳糖は消化が悪ので