上記によると、住居が全壊した場合には100万円の支援が受けられますが大規模半壊の場合には、50万円の支援額になってしまいます(ただし、「半壊」の場合であっても住居を解体した場合には支給額は100万円)。 このように、罹災証明書の「被害の程度」は災害に遭った後の支援内容に大きな影響を及ぼすことになります。 2.罹災証明書と被災証明書の違い (1)証明する事実が異なる 罹災証明書に類似した証明書として、被災証明書があります。 被災証明書とはどのようなものなのでしょうか。 また、罹災証明書との違いはあるのでしょうか。 被災証明書は、その人が災害による被害を受けたという事実そのものを証明するための証明書です。 罹災証明書が家(住居)の被害やその被害の程度を証明するのに対して、被災証明書はある人が災害によって被害を受けた事実自体を証明する点が最も大きな違いです。 車や家財などの動産が災害による被害を