男女平等を目標にかかげる国連は、女性の進出が少ない理工系の人材を養成して社会での活躍を支えていこうと、世界中の女子の中学・高校生に理工系の教育を普及していく計画を発表しました。 それによりますと、ユネスコは各国の政府と企業、それにNGOの協力を得て、向こう10年間でアジアやアフリカを中心に、10の地域で百万人の女子中学・高校生に、STEM教育と呼ばれる理工系の教育を普及していく計画です。 STEMは科学、技術、工学、数学の頭文字を合わせた造語で、コンピュータープログラミングやロボット工学などを利用したSTEM教育を学校現場に取り入れて、次世代の人材を育てようという動きがアメリカを始め世界に広がりつつあります。 会議に参加した国際NGO「世界工学団体連盟」のカンガ次期会長は「技術革新には多様性とさまざまな背景や考え方の人材が必要だ。だから男性と同様に女性が必要なのだ」と述べて、国連の計画を支
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