ながびくコロナ禍のせいで、行きつけのカフェのあるじは「誰も来なくなってねぇ」と、こぼす。 ところが、ランチのテイクアウト需要が急増。朝からその仕込みで忙しいという。無人のカウンター席に作りたてのお弁当がずらりと並ぶ光景に、すっかり見慣れてしまった。全国各地で起きている現象だろう。 簡単でおいしく作れる「スパイス弁当」 筆者もそうだが、「ランチはテイクアウトする」というスタイルが定着したリモートワーカーの悩みの一つは、毎日これが続くと、さすがに味に飽きてしまうことだ。 そこで提案したいのが、「手作り弁当」。自分で作った弁当を、公園かどこか「密」にならず気分転換にもなる場所で食べる。何日かに1回でもそうすれば、ランチのマンネリ感も防げる。そして欲を言えば、シンプルで手早く作れ、なおかつ朝のうちに作り置きできるものがいい。 というわけで、これらの条件をパーフェクトに満たしたのが「スパイス弁当」。