ブックマーク / univ-journal.jp (3)

  • 大学1年女子の物理コンプレックスが大幅に減少、慶應義塾大学が調査

    慶應義塾大学の小林宏充教授らの研究グループは、同大学の主に1年生を対象として科学用語等に関するアンケート調査を実施し、主に10年前の調査結果と比較した。その結果、科学知識を獲得する媒体は新聞からインターネットへ大転換し、大学1年生女子の物理コンプレックスが大幅に減少したことが明らかになった。 その結果、科学知識を得る媒体は、新聞からSNSやYouTubeなどの動画を含むインターネットへ大転換。新聞など紙ベースの活字体離れには歯止めが効いていない。テレビは微減を続け、傾向を知るには今後も調査が必要という。 一方、科学コンプレックスを感じる時期は、10年前と変わらず学校が変わる時期だった。小中高と教科書のレベルが上がるときにギャップを感じると思われる。文系では、受験科目に数学を選択して入学した経済学部・商学部の学生は、物理にコンプレックスを感じない割合が高いのも昔と同様。理工学部では、前回と変

    大学1年女子の物理コンプレックスが大幅に減少、慶應義塾大学が調査
  • 遺伝学上の「優性」「劣性」、中学生の9割が誤認識 白鴎大学が調査

    白鷗大学教育学部の山野井貴浩准教授らの研究グループが遺伝学上の「優性」「劣性」という言葉について、理科の遺伝学習を終えた中学生に聞いたところ、約90%が誤って理解していることが分かった。日遺伝学会は「優性」「劣性」の語を「顕性」「潜性」に改めることを提案しているが、研究グループは誤解がさらに広がる可能性もあるとみている。 その結果、約90%の生徒が誤った解釈をしていたほか、「優性劣性は生存の有利、不利に関係する」より「集団内の頻度が高い方が優性である」という誤認識の方が強く浸透している可能性があることが分かった。 研究グループは日遺伝学会の提案に従えば「優性劣性は生存の有利、不利に関係する」という誤認識が減少する可能性があるものの、「集団内の頻度が高い方が優性である」という誤認識が逆に広まる可能性があるとみている。 論文情報:【科学教育研究】中学生は優性劣性について誤った認識をしている

    遺伝学上の「優性」「劣性」、中学生の9割が誤認識 白鴎大学が調査
  • 「紙の電子ペーパー」大阪大学が開発に成功

    大阪大学産業科学研究所の古賀大尚特任助教、能木雅也教授らの研究グループは、紙を用いてフレキシブルな電子ペーパーを作製することに成功した。 そこで今回、同研究グループは、樹木セルロースナノファイバーからなる新しい「透明な紙」と、セルロースパルプ繊維からなる従来の「白い紙」を併用することで、電子ペーパーの一種であるエレクトロクロミック(EC)ディスプレイを開発した。従来の紙は絶縁性で透過性を持たないが、導電性高分子またはイオン液体を複合化することにより、透明性に優れた電極と視認性に優れた白い電解質を作製することに成功した。そして、それらを組み合わせてフレキシブルな“紙”の電子ペーパーを実現した。 この成果により、今後、紙に手書きや印刷だけでなく、電気で情報を表示することも可能になる。また、研究グループは、これまでに、紙ベースのメモリ、トランジスタ、アンテナ、スーパーキャパシタといった様々な電

    「紙の電子ペーパー」大阪大学が開発に成功
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