2019年7月9日のブックマーク (1件)

  • シティ・オブ・エンジェル〜天使の腕に抱かれた静寂の愛

    『シティ・オブ・エンジェル』(City of Angels/1998) 優れた映画の大きな特徴として、一つの確固たる世界観の貫きがある。目に見えないムードだ。加えて音楽の使い方が絶妙でもある。 そうした作品の『シティ・オブ・エンジェル』(City of Angels/1998)は、静寂と幻想的なムードの中で綴られた愛の物語だった。ヴィム・ヴェンダースの『ベルリン・天使の詩』のリメイクだが、舞台をロサンゼルスに変え、新たな魅力を放つ作品になった。 主演はニコラス・ケイジとメグ・ライアン。アクション大作が続いていたケイジ。コメディエンヌとして人気絶頂にあったライアン。二人にとっても特別な作品になった。 (以下ストーリー含む) セス(ニコラス・ケイジ)は神の使者である天使としてLAの街を見守っている。ある時は管制塔で危機から人々を救い、ある時は病院で少女を天国に連れて行く。人の心が聴こえたりする

    シティ・オブ・エンジェル〜天使の腕に抱かれた静寂の愛