日本レコード協会は24日、2012年のCDなどの生産額が前年比8%増の2277億円に達し、14年ぶりにプラスに転じたと発表した。音楽のネット配信などで減少傾向が続いていたアルバムで、ベテランアーティストが相次いで発売したベスト盤の販売が好調となり、全体を底上げした。 アルバムでは、AKB48や嵐などのアイドルグループに加え、Mr.Childrenやコブクロ、山下達郎、松任谷由実らベテランのベストアルバムがヒット。ベテラン勢のベスト盤はなじみの曲がそろっているため、人気が高まったとみられる。 音楽ビデオも合わせた音楽ソフト全体の生産も、前年比10%増の3108億円と14年ぶりに前年を上回った。