【シリコンバレー=曽布川剛】トヨタ自動車の米研究開発子会社「トヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)」のロボット部門副社長、マックス・バジュラチャーリアー氏が十四日(日本時間十五日)、本紙の取材に応じ、二〇二五年ごろに新型の家事支援ロボットを発売する方針を明らかにした。当初は人に物を渡すなど簡単な機能にとどめ、三〇年をめどにより本格的な家事支援ロボットを市場投入することを目指す。 トヨタが一般家庭での生活支援を目的としたロボットを実用化するのは初めて。自動運転や人工知能(AI)など最先端の技術開発を担うTRIが手がけるロボットとしても、初めての製品となる。 二五年の発売を検討するロボットは少なくとも二種類になる見通し。高齢者ら住人の生活を手助けすることを目指し、家庭の台所に据え付けて、ロボットアーム(腕)で物を運ぶタイプなどを想定している。静岡県裾野市の東富士工場の跡地で来年着工する
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