文字列変数を CHA 数値変数(整数型・実数型・倍精度型)を NUM として、 文字列から数値を読み取る には、 read( CHA ,*) NUM 数値データを文字列にする には、 write( CHA ,*) NUM とします。 「*」の部分はアスタリスクでいいのですが、状況に応じてフォーマットを指定してください。 サンプルプログラム character*15 a,b,c,d character*20 e integer ia real rb double precision dc real rd * a = ' 123' ! a は文字列です b = ' 12.34' ! b は文字列です c = ' 1.234D0' ! c は文字列です * read(a,*) ia ! a -> ia read(b,*) rb ! b -> rb read(c,*) dc ! c -> dc
FortranはISOとJISで標準化され、処理系依存の部分が少ないように思われますが、ソースコードを他の処理系に移植すると、しばしば問題が発生します。本文書では、Fortranソースコードの移植性を上げるTipsを紹介します。 潜在的なバグの検出 ソースコードに潜在的なバグがあると、あるシステムでは一見正しく動いていても、移植するとバグが表面化することがあります。また、直列実行ではうまく動いていても、並列化するとバグが表面化することもあります。移植、並列化する前に、潜在的なバグを取り除くべきです。 Fortranのコードに最も多い潜在的なバグは、配列の領域外参照です。 Intelコンパイラーでは「-CB」、 PGIコンパイラーでは「-C」オプションを付けてコンパイルすると、実行時に配列の領域外参照が検出されます。 Intelコンパイラーのバージョン9.1からでは、「-check uni
小高 正嗣, 森川 靖大 2005/08/06 (森川 靖大) 加筆 2005/08/04 (小高 正嗣) 新規作成 概要 森川が 参考図書 を読んで面白そうと思ったオブジェクト指向的 Fortran90/95 プログラミングについて紹介し, それに関する議論を行った. 以下はその際の紹介に関する記録である. なお, 言葉に関してはオブジェクト指向的 用語や Fortran 用語, 中にはオブジェクト指向スクリプト言語 Ruby の用語まで 混ざったりしていて読みづらい部分も多いかと思うがご了承いただきたい. (修正していただけるとよりありがたい…). 日時・場所・参加者 日時 2005 年 8 月 4 日(木) 13:30 -- 15:30 場所 北大理学8号館 8-2-08 参加者 石渡正樹, 小高正嗣, 杉山耕一朗, 山田由貴子, 森川靖大, 高橋芳幸, 北守太一, 谷口博, 林祥介
Fortran 標準コーディングルール 2005年12月1日改訂 目次 1.はじめに 2.スタイルルール(推奨リスト) 3.Fortran90の機能を生かして 4.禁止事項 5.現段階では規定していないが重要なもの 付録 気象予報モデル・データ同化プログラムのためのコメント 参考文献 変更履歴 1.はじめに ヨーロッパや米国の気象機関では、プログラムのソースコードを理解しやすく 管理しやすいものにし、またソースコードの交換を容易にするため、プログラミ ングルールが作成されている。日本でもこれらを参考にして、気象庁数値予報課 と気象研究所気候研究部・予報研究部が中心となって日本版標準コーディングル ールを作成している。その目的は、プログラミング・スタイルを統一することに より、可読性と移植性を高め、維持管理を容易にすることである。この目的に賛 同する開発担当者は、このルールに従いプログラムを
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