ITジャーナリストの草分け的存在である林信行氏。1990年代からApple社の取材を続け、故スティーブ・ジョブズ氏の取材など、日本でももっとも古くからアップル社の動向を紹介してきたジャーナリストの1人として知られる。そんな林氏だが、最近は自身も含め、ある種の“IT離れ”を感じているという。テクノロジー業界の真ん中ではなく、むしろエンドユーザーの側でイノベーションが起きているのだ。ITの直球ではない、そんな新たなイノベーションの姿を海外に向けて発信し、またひとりのビジネスマンとして新たなプロジェクトに参画している林氏の活動と、情報収集活動についてSmartNews藤村厚夫と語り合う。スマートニュース注目のSmartLeader対談第11回。 IT分野の中にも、ある種の“IT離れ”が進んでいる。そこにチャンスが潜んでいる。 藤村厚夫(藤村):林信行さんといえば、特にテクノロジー分野の方ならば「