ブックマーク / suzukiyuta3104.hateblo.jp (8)

  • あいつはいつも僕の前を走っている - suzu@kick diary

    普段、あいつという人の呼び方は嫌いなので、誰かを呼ぶ時にあいつという人称形式は絶対に使わない。 でも、例外があって、あいつに関してだけは別だ。 言葉を探そうとしても、あいつにはあいつ以外の他の適当な呼び方が見つからないのだ。 あいつとの付き合いは決して仲の良い関係性の上に築かれたものではないのだから。 親しみなんてとてもじゃないがそこには込められない。 そう、あいつはいつだって僕の前を走っている。 僕が息をぜーはーさせて、苦しい表情で足を前に運ぶ力が尽きかけると、あいつは「どうした、もう終わりか?」と言いたげなそぶりをみせて僕を振り返る。 呼吸は落ち着いて、汗ひとつかかずに髪も乱れてもいない。 この間なんかはもっと早くこいよと笑みを浮かべて手招きもしやがった。 それが余計に、僕をいらだたせる。 ちくしょうとなって、またあいつについていこうとむきになって、スピードをあげる。 でも、必死で追い

    あいつはいつも僕の前を走っている - suzu@kick diary
  • 溜まるフィルム - suzu@kick diary

    身の回りの小さい生活圏の写真をずっと撮っている。 撮るときに使うのは、今でも旧式のフィルムカメラ。 (ブログに使ってるものはデジカメかiPhoneで撮ります) 時代はすでにデジタル隆盛のため、フィルムの種類や販売店はもはや減少の一途。 それもかなりの速度で進んでいる。 おそらく遠くない将来にフィルムで撮るという文化は絶滅するのではないだろうか。 富士フイルムのネオパンというモノクロフィルムが昔からの定番品として販売され続けていたが、それも生産を中止するという発表がちょっと前にあった。 これで日で製造されるモノクロフィルムはなくなることになってしまう。 そういえば、Canonもフィルムカメラから完全に撤退するというニュースが先日流れていたっけ。 フィルムを取り巻く環境はそんな切ない状況にある。 いやはや、これも時代の流れなので仕方ないこと。 しかし写真を撮っていて楽しいのはフィルムだ。 限

    溜まるフィルム - suzu@kick diary
    cranberryca
    cranberryca 2018/07/20
    フィルム写真についての考え方、同感です!つい、手軽なデジタルに手が出てしまう私ですが(汗)もっとフィルムで撮りたいと思ってます。フィルムの生産が途絶えてしまう日…来ないことを祈ってます☆彡
  • 2代目 革のペンケース - suzu@kick diary

    長いこと愛用している革のペンケース。 たくさんの荷物が入ったバッグの中に入れて毎日持ち歩いている。 練習着や仕事で使う重いPCに押しつぶされたりと苦情を言われそうな環境下だ。 それでも壊れたりすることなく、使い始めてからもう4年以上が経過しているだろうか。 この革のペンケースは買うときに他の候補も含めて、なにが良いかなとたくさんの時間をかけて悩んで選んだ。ずっと使えるものにしたいという思いがあったから。 実際に使用してみて、幅や太さのサイズ感だったりマチの付け方、革の素材など当に使う人のことを考えに考えて作られたものだなと思う。 大きすぎず、小さすぎずで個人的には調和が取れたデザインだなと。 一針一針、丁寧さを感じさせる縫製や適度な厚みのある革の触り心地など、使う用はないけども開けたり閉じたりとやってしまいたくなるほど手に持っていたくなるような仕上がりなのだ。 中にペンやらUSBやらをた

    2代目 革のペンケース - suzu@kick diary
    cranberryca
    cranberryca 2018/05/25
    革製品は、使い続ける程、素敵な味が出てきくるから良いですね (*´▽`*) ペンケース… ナイスです ♪
  • 浅井健一さん(ベンジー)の個展『宇宙の匂い』 @新宿 - suzu@kick diary

    新宿のビームスギャラリーで僕が大好きな浅井健一さん(ベンジーの愛称で呼ばれています)の個展が現在開催中です。 《浅井健一さんは、BLANKEY JET CITY (ブランキージェットシティ)というバンドのボーカルとギターを担当していました。 現在は解散して、ソロで活動したり、”SHERBETS”や”浅井健一 & THE INTERCHANGE KILLS”というバンドで音楽を作り続けています。 その音楽活動と平行して絵を描いてもいて綺麗で優しい色をした世界をみせてくれます》 今回の個展は6月に一般販売される浅井健一さんの新しい詩集『宇宙の匂い』を記念しての開催となっており、会場では詩集の先行販売もしています。 ギャラリー内には浅井健一さんの絵やグッズが展示されていて、BLANKEY JET CITY 好きにとってはまさに夢見心地な楽しい時間を過ごすことができます。 さらには、彼が昔から乗っ

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  • たくさん歩いて歩いて - suzu@kick diary

    次どこを歩きたいともしも希望を聞かれたら、ロマンチストではまったくないのだけど、夜空にさんぜんと輝く星空を見に行き、そしてその下を歩きたい。 数年前、アルプスの山に登りに行ったとき、車内で仮眠を取ってから出発しようかという段取りになって車で友達と一緒に眠っていた。 深夜、トイレに行こうと思って深くはない眠りから起きて外に出た。 そして空をふと見上げるとそこにはたくさんの星たちが見渡せる限りどこまでも、おおきな空に輝いていた。 「うわああああ」と思わず僕は声をあげた。 それはまったく予期してないことであったので驚きはでかかった。 口をぽかんと開けたまま上空の満点の星空を見上げながらその場にしばらく立ち尽くした。 まるで星たちに手を広げて大きく包みこまれたように、真っ暗な闇のなか一つ一つの小さい星たちが光を僕にぴかぴかと送ってくれていた。 すごく綺麗だった。寒さも忘れていた。そしてとても静かで

    たくさん歩いて歩いて - suzu@kick diary
    cranberryca
    cranberryca 2018/04/21
    プラネタリウムのような満点の星空… 子供の頃、父の田舎で見て感動した記憶があります。畦道からカエルの鳴き声が聞こえて。あの時の驚きと感動、忘れられません。いつか、もう一度、美しい星空を見たいです!
  • ▲おにぎりと尾崎豊♪ - suzu@kick diary

    練習を終えてごはんの買い物をして帰ろうと思ったのだけど、 家で使っているご飯炊き用の土鍋のふたを割ってしまって、 あ、そういえばご飯家で炊けないんだったと気づいた。 どうしても、その日の夜ご飯はお米をべたい気分だったので、 駅の近くにあるおにぎり屋へ行くことにした。 ここのおにぎり屋は昔からある老舗の人気店。 ランチの時間などに行ってみると、長い列ができるほどなのだ。 僕が行ったときも、閉店近くの遅い時間であったにも関わらず、 お客さんでほとんどの席が埋まっていた。 僕が座った後にもお客さんがぽつぽつ来店してきた。 おにぎりだけで、ここまで人を惹きつけるなんてすごいなと、 このお店にくるといつも思う。 メニューにはおにぎりしかないのにである。 みんなここのおにぎりをべる為にやってくる。 僕はみそ汁のつく2個セットを注文した。 具材は卵黄のしょうゆ漬けとタラコで。 注文してからにぎってく

    ▲おにぎりと尾崎豊♪ - suzu@kick diary
    cranberryca
    cranberryca 2018/03/08
    素敵なBGMに美味しいおにぎり… 最高ですね (≧▽≦)
  • 冬の記憶 - suzu@kick diary

    中学2年生から7年間、新聞配達のアルバイトをしていた。 毎日4時30分に起きて自転車をこいで販売所に向かい、 新聞を受け取って、自転車のカゴに積み込み、各家々のポストに投函していく。 春夏秋冬、猛烈な台風が来ようと、視界を奪うほどの荒れた吹雪であろうと、 多少の風邪をひいていようとも、毎日が新聞配達から始まる日々であった。 ペダルをこぎながら空を見上げると、いつもまだあけない空が広がっていた。 静かな音の無い世界で、耳に聞こえてくるのは呼吸する音だけだった。 年間を通して、一番大変なのはやはり冬の配達。 特に雪がたくさん降って積もった日というのは当に大変であった。 新聞を前と後ろのカゴに満載した自転車は普通に乗っても重たく感じるが、 雪が積もると尚更だった。 足に思いっきり力をいれてペダルをこごうとしても、 タイヤが雪にとられて前に進んでくれない。 押して進むしかないことも多々あった。

    冬の記憶 - suzu@kick diary
    cranberryca
    cranberryca 2018/02/20
    雪が積もると歩くのも大変… 自転車に乗るのは危険です。息子達が幼かった頃、毎日小学校まで4往復(ランチに帰宅したので)雪道をストローラー押して歩くのが大変で、次男をソリに乗せてました。
  • 落花生の記憶 - suzu@kick diary

    スーパーでレジを待っているときに落花生を見つけた。 落花生はC山さんの大好物だったなと、ふと思い出した。 僕とC山さんの関係はもう15年近くになるだろうか。 僕は初めて東京に生活の場を移すとき、都内某所にある共同住居に入居した。 そこはものすごく家賃は安いけど、 その代わりに個人の部屋と呼べるようなものはなく、 部屋には二段ベッドがたくさんあってキッチンやトイレ、シャワールームなど すべてを共同で使っていた。 今でいうところのゲストハウスであるが、今のような快適さとか おしゃれでキレイとかそうゆうのとは全く無縁の住居形態であった。 そこで僕よりもちょっと前に暮らしはじめていたのがC山さんだ。 初めて見たとき、C山さんは長い髪を後ろで一つに束ねていて、 長さは腰近くまであった。 軽くひげをはやし、立ち上がると見上げるように背が高い。 おお、なんだかインディアンみたいな人がいるぞと思った。 ど

    落花生の記憶 - suzu@kick diary
    cranberryca
    cranberryca 2018/02/03
    C山さん、とっても素敵な方ですね ♡ 何気に美味しそうな落花生のパッケージ ♬ 私は、落花生を見るとグラウンドホッグやリスを連想しちゃいますが、素敵な友人… ナイスです(^_^)v
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