国立国会図書館(千代田区永田町1)の6階食堂で今年4月から提供されている、「ねじれ国会」を表わした看板メニュー「国会丼」が話題を呼んでいる。 同メニューは、中央に温泉卵が乗った、半分が牛丼でもう半分がカレーライスの丼。甘辛い味付けのオーソドックスな牛丼が自民党を、ピリリと辛いスパイシーなカレーが民主党を、中央に乗った温泉卵が国民を表わしており、「ねじれ国会」の様子を丼の中で表現する。 国会丼を考案したのは、同食堂のチーフを務める土切博さん。今年4月1日から土切さんが勤めるニッコクトラストが同食堂の運営を受託することになり、運営開始にあたり同食堂の初めての看板メニューとして国会丼を考案した。 5月末あたりからネットで先行して話題になり、現在では約30種類あるメニューの中で一番の人気を集めるほどに。国会丼だけで食堂の売り上げの2割を占めることもあり、国会丼を目当てに同図書館を訪れる人もいるとい