静岡県民なら誰もが知っている「あるあるネタ」。実はそれ、静岡でしか通用しません-。アース・スターエンターテイメント社から先月、「静岡のおきて」(静岡県地位向上委員会編、952円、税別)が発刊された。思わず「あるある」とうなずきたくなる静岡ネタを50の「おきて」で紹介する同書は、県内の主要書店で週間ベストセラーにランクインするなど好評だ。(村嶋和樹) ◇ 同書の構成を担当したのは、県東部の話題を発信するウェブサイト「いずねこ探偵社」(http://tantei.izuneko.jp/)を手がける三島市在住のウェブプランナー、内山ボススケさん(37)だ。内山さんは県内出身のライター4人に声をかけ、グルメや生活習慣など200以上の「静岡あるあるネタ」から50個を厳選。「『鈴木』『望月』が多すぎて下の名前で呼び合う」「おばちゃんは遠出をするときにミカンを持ってい