今月11日から行方不明になっていた神戸市長田区の小学1年生女児(6)が23日、自宅近所の雑木林でバラバラ遺体で発見。人懐っこくて愛らしく、大きな日傘を差して外を歩くのが大好きだったという少女だった。 何重にも重ねられたポリ袋に入れられていた切断遺体が発見された翌24日には、付近に住む男(47)が死体遺棄容疑で逮捕されたが、経緯を追及する警察に対して黙秘し続けているとのこと。動機など、事件の真相解明にはまだまだ時間がかかりそうである。 今から10年前の2004年10月。治安がよいことで知られるシンガポールで、今回の事件と類似した事件が発生した。シンガポールの犯罪史上、最も後味の悪い事件として伝えられている「黄娜殺人事件」である。 ■黄娜ちゃんの生い立ち 黄娜(Huang Na)の母・黄淑英(Huang Shuying)と父・鄭文海(Zheng Wenha)は中国福建省ホ田市出身で共に1973
分析心理学の父、カール・グスタフ・ユングは、「シンクロニシティ」という概念を唱えた。一見、関連がないように見える事象が相互につながり合っていることを説いたのだ。メディアを賑わせる凄惨な事件や悲劇的な事故。その現場に残された“遺物”をたどると、忌まわしい記憶と、我々が過ごす平凡な日常をシンクロさせる見えない糸が浮かび上がってくる。事件記者が綴る暗黒のアナザーストーリー「悲劇の現象学」シリーズ 【第14の遺物 シリア拘束とオカルト】 千葉市郊外に建つ古ぼけた2階建てアパートの一室。人通りもまばらな寂しい住宅街には鬱屈した空気が充満し、玄関口に突っ込まれた請求書の山が、そこに住む者の荒廃した生活を如実に現わしていた。 シリア北部アレッポで、イスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国」に拘束された湯川遥菜さん(42)。「囚われの人」としてニュースを賑わせている、その人こそが、このアパートの主だ。「民
カナダ・オタワ州性的暴行サポートセンターによると、我が子に性的虐待を加える父親は、妻に気づかれないよう細心の注意を払い、また、子供が妻に近親相姦されていることを告げ口しないよう、母子関係が悪くなるような細工をすることが多いという。我が子が日常的に夫に犯されていることを知れば、妻は怒り狂いどんな手を使ってでも近親相姦を阻止しようとする。離婚を申請して二度と子供に会えないようにするだろうし、警察にも通報し夫を刑務所に送り込むだろう。 また、定員数をはるかに超える囚人を収容しているアメリカの刑務所は看守の目が届かず、日常的にリンチが行われている。幼児/児童性愛者や性的暴行犯は「卑劣極まりない」と嫌われ、入ってすぐにリンチやレイプされることが多い。そんな目には絶対にあいたくないが、性欲は抑えられない…。だから、妻に気づかれないよう神経を尖らせ、我が子を脅して近親相姦を繰り返すのである。 しかし中に
何十年も離れて暮らしていた親子や兄弟姉妹が、再会後、互いに恋愛感情を抱き、性的関係を結ぶケースは決して珍しくない。心理学者は、このことを単なる近親相姦ではなく「ジェネティック・セクシュアル・アトラクション」と呼び、離れ離れになっていた血縁者を、外見や性格など類似点の多さから魅力的に感じてしまう現象であると説明する。科学的根拠は乏しいが、DNAの構造が近ければ近いほど好意的な感情を抱きやすくなり、その結果、互いに強く求め合うようになるという説もある。 2008年4月、オーストラリアに住む1組の夫婦が人気ドキュメンタリー番組『60 Minutes』のインタビューに応じ、世間に大きな衝撃を与えた。この夫婦は、血の繋がった実の父と娘の近親相姦夫婦で、「私たちのような夫婦がいることを受け入れて欲しい」と呼びかけたからだ。夫婦の名前はジョン・ディーブス(当時61歳)とジェニー・ディーブス(当時39歳)
他国と比べてまだまだ遅れた部分は目に付くものの、近年では、ここ日本においても同性愛者の存在は広く社会に受け入れられつつある。テレビで見かけない日はないほど活躍する人物も多い。同性愛者は、一体どの時点で同性愛者であることを生物学的に決定付けられているのだろう。この疑問に対して新しい説が唱えられ、いま海外で大きな話題を呼んでいる。 ■新説の内容とは…… 議論に火をつけたのは、オランダ・アムステルダム大学の神経科学者、ディック・スワーブ教授(69)だ。彼は、最新の著作「脳こそ人間のすべて(We Are Our Brains)」において、「同性愛者となることは胎児期に決められる」という説を発表したのだ。 スワーブ教授の長年の研究によると、妊娠中に様々なストレスにさらされた女性の子どもは、将来、同性愛者になる可能性が高いという。またストレス以外に、喫煙(ニコチン)やドラッグ(アンタフェタミン)の使用
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