立民代表の進退発言波紋 「衆院選150未満で辞任」 2023年05月12日07時11分配信 立憲民主党の両院議員懇談会で発言する泉健太代表(左)=10日、東京・永田町の同党本部 立憲民主党の泉健太代表が次期衆院選で同党の獲得議席が150を下回れば代表を辞任すると表明したことを受け、党内に11日、波紋が広がった。退路を断つ姿勢を示す狙いとみられるが、党勢の低迷にあえぐ立民にはハードルが高く、軌道修正を促す声も上がった。 衆院選150議席未満なら辞任 泉立民代表が表明 泉氏の発言が飛び出したのは、公認候補が全敗した衆参補欠選挙などの総括のため開いた10日の両院議員懇談会。「次の衆院選で150を下回るようなことがあれば、私はこの立場ではない」と語った。出席者からは「政権交代できなかったら辞めるくらいの覚悟を見せてほしい」といった意見が出ていた。 衆院選を巡り泉氏が自らの進退に言及したのは初めて。