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芸能に関するcrow_henmiのブックマーク (7)

  • 自分探しと多重決定と決定不可能性(自分探しソングの世界Part.5) - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「前回は「白線流し」というテクストから90年代の若者全般を覆った病、「自分探し」がこの10年どう展開し、進行させていったかという話をした。あのドラマの登場人物たちは学校を出てから仕事を辞めて海外へ飛び出したり「不安」という漠然とした理由から結婚をやめたり、役者や脚家というかなり実現可能性の低そうな夢を見てアルバイト生活を続けたりとリスキーな選択肢ばかり選び取ってしまう。そして多くの視聴者は彼らの生き様を好意的に評価した。「リスクをとる」ことの危険性について誰も指摘しなかったのだ。これは最早、我々団塊Jr.世代ばかりが人生を安易に考えていたというより95年以降のポストモダン状況の進行とともに「大きな物語」が消滅したことによる「物語探し」の一環だったのではないかと思えてくる。こうなると「自分探し」は社会システムの問題とも関わってくる」 kenzee教授「大きな物語ってみんな割りと

    自分探しと多重決定と決定不可能性(自分探しソングの世界Part.5) - kenzee観光第二レジャービル
  • 我々の浜崎論は浜崎新曲によって崩されちゃいました。の巻(自分探しソングの世界Part.4) - kenzee観光第二レジャービル

    司会者「J-POP批評、評判いいみたいですよ。速水さんもリンク張ってくださってるみたいだし」 kenzee「自分で読み返しても結構、評論の体をなしてるナ~なんて。意外と面白くなってきました。でも、一時期J-POP批評ってブームだったじゃないですか。太田出版とか宝島とかを筆頭に。でもあの頃でも「歌詞の変遷から想像力の変化を読み取る」みたいな捉え方はなかったと思うなあ。近田春夫さんみたいなミュージシャンの人はもっと音楽的な方向にいってたし」 kenzee教授「確かに98年(前後)問題を取り上げた文章はみたことないね。なんでだろ」 kenzee「やっぱり「90年代に最も影響力を行使した東浩紀がこの変化に無自覚だったから」じゃないか?」 司会者「J-POPは関係ないだろ! これからでてくるヤツみんなその口上使うのかよ! 東さん気の毒過ぎるだろ!」 kenzee「やっぱ浜崎論が反響多かったみたいで。

    我々の浜崎論は浜崎新曲によって崩されちゃいました。の巻(自分探しソングの世界Part.4) - kenzee観光第二レジャービル
  • 初めて浜崎あゆみをちゃんと聴いてみた。そしたら現存在があった(自分探しソングの世界(Part.3): kenzee観光第二レジャービル

    司会者「で、いよいよ浜崎論に突入するワケですけども。ブッチャケ後悔してるでしょ?」 kenzee「約3時間にわたってYou Tubeで浜崎映像を漁りまくった。おそらく今夜は夢の中でエンリケやヨッチャンが登場し、激弾きしまくることだろう。しかし映像を観て思うのは浜崎バンドのメンバーの脈絡のなさってどうなのよ」 司会者「一応今やってるのは「J-POPの歌詞から90年代の想像力を読み取る」というものなのでサウンドの話はあとにしましょう」 kenzee「前回、J-POPのリアリズム革命に言及した。98年ごろを境に「無垢である」ことを免罪符に「自分探し」を続けるミスチル槇原ワールド、出会いによって全てがチャラになるコムロワールド、ひっくるめてファンタジーソングと呼ぶが、これらの偽善性を暴こうとする表現が見られるようになるのだ。スガシカオや椎名林檎が代表的だ。彼らはその露悪的な態度で偽善的な価値観を転

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  • アナタと出会えた軌跡(笑)(自分探しソングの世界Part.2) - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「昨日、次は浜崎の話するって大見得切ったものの、オレ浜崎ソングってロクにちゃんと知らないんだよな。CDはサンザン売ったけど、CD屋で。それももう7年くらい前の話だし。で、この記事のためにYou Tubeで浜崎ソングを初めてちゃんと聴いてみた。でねえ、「アレも売った、コレも売った」とか思いながら聴いてたんだけど、考えてみたらどれもこれもズイブン昔の歌なんだね。「A Song forXX」とかもう10年前ですか! 「SEASONS」ってのだけは割と記憶に残ってるんだけど8年前。ソリャトシうわけだわ」 司会者「最近、ヒット曲って聞こえてこないですよね」 kenzee「ウン、昔は黙っててもグレイの新曲だのミスチルの新曲だの耳に入ってきてたものだが、最近もう紅白観るまでナニが流行ったのかわからんもんな。浜崎の映像を観て、改めてそう思いました」 司会者「ところで「自分探し」の対義語ってな

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  • 本当の自分、捜し求めて(笑)(ボクのコム論Part.3~速水健朗「自分探しが止まらない」ソフトバンク新書) - kenzee観光第二レジャービル

    当の自分、捜し求めて(笑)(ボクのコム論Part.3~速水健朗「自分探しが止まらない」ソフトバンク新書) 司会者「まだコムロで引っ張るのかよ! アンタ当にkenzee賞やる気あんのかよ! この半年の小説のレビュー何個だよ! もう、コムロの話はやめなはれ!」 kenzee「速水健朗さんの「自分探しが止まらない」を読んだ。著者の速水氏はボクの一つ上で、1973年生まれ。この年はもっとも出生人口が多い年でいわゆる団塊Jr.といわれる世代だ。73年生まれといえば柴崎さんなどがいる。で、速水さんの同世代の友人などの傾向として成人してから「自分探し」目覚めちゃうヤツが多いのだそうだ。20代を放浪の旅に費やすヤツ、ピースボートで世界一周したヤツ、30過ぎて海外青協力隊でアフリカに行くヤツ。そういうちゃんと就職しないで「自分探し」の方にいっちゃう人が多い、と。そして速水氏自身、就職活動で出版社など数社

    本当の自分、捜し求めて(笑)(ボクのコム論Part.3~速水健朗「自分探しが止まらない」ソフトバンク新書) - kenzee観光第二レジャービル
  • ボクのコム論Part.2 - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee教授「まーだコムロの話で引っ張るのかよー」 kenzee「ホントに速水健朗さんがご自身のブログで小室に言及されていたのでビックリしました。なんせ「歌謡論」と「郊外ヤンキーカルチャー」のどっちもカブる存在ですからね。速水さんにとっても重要人物なハズですよ、コムロは。で、そこでは昔のtrfのメンバーとコムロの対談があって、全然音楽の話が噛みあってないって話でコムロ大帝国にも困ったモンだと。ていうかtrfのメンバーが意外とラリーレヴァンやフランソワーズ・ケヴォーキアンらのゲイカルチャーに端を発するハウス・クラシックを好んでいたというの驚きでしたね。国内でサルソウルが一般に認知されるようになったのは間違いなく電気グルーヴの97年のヒット「Shang-Li-La」でシルベッティ「Spring Rain」のサンプルが使われてからですから、trfのメンバーは根っからのハウス好きだったんだね。

    ボクのコム論Part.2 - kenzee観光第二レジャービル
  • ボクのコム論 - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「ボクちゃんMOS取りましたよ! ワードだけだけど」 kenze教授「へ~よかったね」 kenzee「もうワードのことならなんでも聞いてくれよ! なんせスペシャリストですから!」 司会者「(プッkenzeeってブログで自慢とか? バカじゃないの? つーかMOSって誰でも取れるし)」 kenzee「イヤ~なんかウレシイですね。で、このブログはフダン時事的なネタをアレしないんだけど、エライ人が逮捕されちゃったしこういう機会ももうないと思うのでやっぱ小室の話をしとこうかなあ、なんて」 司会者「尾崎豊に続いて小室論ですか」 kenzee「コムロってなんだったんだろ? 世間で言われるほどコムロの音楽って軽薄なダメ音楽なんだろうか。でも、セールスだけでいったら……今いろんなとこにデータとかでまくってるからイチイチ表とか載せないけど……」 司会者「(プッ、ワード使いなら図表とかグラフとかガン

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