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ブックマーク / www5b.biglobe.ne.jp/~hidejyu (2)

  • 『公共性の問題を考』える—齋藤純一「公共性」を手がかりに』

    『公共性の問題を考える—齋藤純一「公共性」を手がかりに』 西洋史3回 大村陽一 はじめに ・     「公共性」というテーマの書での取り上げ方 「公共性」の問題の所在―「公共的空間」をハンナ・アーレントは「自由」と「排除への抵抗」とする。 「公共的空間」のない状態―公共性が失われた生「私的」⇒「奪われている」=他者の存在の喪失を意味する。 ユダヤ人という集合的表象⇒「場所なきき者」―公共的空間から「場所」を奪われた人々 ・     「公共性」という言葉の用語解説としての主要な意味合い 1.      国家に関係する公的なものという意味―official 国家の法、政策。 2.      特定の誰かではなく、すべての人々に関係する共通のもの―common 共通の利益、財産、規範、関心事 3.      誰に対しても開かれているという意味―open 誰もがアクセス可能な空間(公園)、情報(情

    crow_henmi
    crow_henmi 2012/10/24
    「公共性」は手元にあるのでわざわざブクマする必要もないような気がしたものの、とりあえず。
  • 「再帰的近代化」ってなに

    「再帰的近代化」ってなに 『現在研究中のトピック』へ戻る 「再帰的近代化」ってなに? ベックやギデンズが現代社会の特徴を把握するために用いた概念。ベックによれば、以前の近代化は自然と伝統という目的・対象(Objekt)を近代化していく「単純な近代化」であった。それは身分的な特権や宗教的な世界像を「脱魔術化」していく近代化である。しかし、現在、この近代化はその目的・対象を吸収し尽くして喪失し、自己を近代化していく段階に入った。これが「再帰的近代化」である。現代社会の変容と課題を理解するためには非常に有効な概念。 私がこの概念を知ったのは10年前の留学中のこと。テンニースやウェーバーの社会学を取り入れながら、この概念を用いて拙著はドイツ現代社会を論じた。 再帰的近代化の予備知識 英語ドイツ語には再帰動詞というものがある。<主語+動詞+目的語>といういわゆるS+V+O文型で、主語と目的語(ob

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