宮ケ瀬湖周辺の観光活性化と水源環境の保全のため、清川村は17日から電動バイクと電動アシスト自転車の貸し出しを始める。村によると、自治体の電動アシスト自転車の貸し出しは箱根町が行っているが、電動バイクは県内で初めてという。 宮ケ瀬湖は周囲11キロほどだが、アップダウンが多く、湖畔園地からダムや鳥居原園地など周辺の観光施設を回るには、通常は車やバス、バイクが必要となる。村は、移動時の二酸化炭素排出削減や都市部住民へ水源地域の取り組みを発信するため導入を決めた。 電動バイク、電動アシスト自転車ともに3台ずつ湖畔園地にある観光案内所に用意。貸し出し時間は午前9時~正午、午後1時半~同4時半と最大3時間で、バイク(原付免許必要)は1500円、自転車(中学生以上)は千円。初日の17日は午後からで、貸し出しは8月末まで(7月19、20日については実施の可否を調整中)。ダム堤上や湖畔園地は通行不可。