今年6月から始まった、路上駐車の取り締まりの厳しさに、宅配業者などが苦悩しているという話は、よくテレビでも取り上げられている。 身の回りで苦労を聞くのは、撮影機材を積んで移動するカメラマンの人たち。 取材場所近辺にパーキングがなく、仕方なく店の前などに駐めたら、あっという間に違反で、罰金。働いた分のギャラがまるごととんで、足が出てしまったなどという話もよく耳にする。 タクシーの運転手さんたちにとっても、この問題は深刻なようで、約1000台のタクシーを運行しているタクシー会社で、すでに7台がキップをきられているそうだ。ある運転手さんがこんなことを言っていた。 「トイレに行きたくなるときがキツイですよ。公園とかの公衆便所のあるところの前にちょっととめて、用を足していると、大便のところ(個室)まできて、『タクシー運転手さんいますか?』って聞かれるんですから(苦笑)」 うかうかトイレにも行けない状