脆弱性を修正したWebサイトのうち、15%は対応が不十分として再修正の指摘を受けていたとIPAらが発表した。 情報処理推進機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月16日、7月~9月期の脆弱性関連情報の届け出状況を発表した。脆弱性を指摘されて対応したWebサイトのうち、15%は再修正の指摘を受けていた。 期間中の届け出件数は、ソフト製品に関するものが39件、Webサイトに関するもの131件の計170件。2004年7月8日からの累計はソフト製品関連が994件、Webサイト関連が4832件の計5826件で、Webサイト関連が全体の83%を占めた。 Webサイト関連では、IPAが届け出を基にサイト運営者へ脆弱性を指摘し、運営者で修正を完了した2009年1~9月で779件あった。うち120件(15%)では完了後に再度指摘があり、内訳は「修正が不十分」が69
![Webサイトの脆弱性対応、15%に再修正の指摘](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f63fd21576f7c099930459633cd64cdd046d72d4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fenterprise%2Farticles%2F0910%2F16%2Fvuln3q.jpg)