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先のエントリで最近の火垂るの墓に対する米国Amazonのレビューを複数紹介したが、ついでに今までに最も参考になると評価されたレビューもまとめて紹介したい。米国Amazonにおけるあらゆる商品の中で最多(注:2009年現在では既に最多ではない)のレビュー数556を誇る『火垂るの墓』のレビューの中から、"Most Helpful First"でソートした結果の最上位のレビューである。 270 人中、258人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 アニメをあらゆるメディアの中でも最も悲しいカタチに昇華させた, 2004/1/11 By Ian Krupnick (Colorado Springs, Colorado United States) 通常、私は映画で泣くことはありません。私は一粒か二粒の涙を落とすことになるような映画が好きです。ところが『火垂るの墓』はそのようなレベ
『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』は、著者の「あとがき」によれば、「日下(翠)さんの助言と励ましによって成った学位論文を平易に書き改めたもの」であり、「当初のプランから本文は約三分の二、図版は約二〇分の一に削ってある」と言われます。そしてその後に竹内氏はこう付け加えています。「だが、研究の精神は削っていない」。 前回のエントリでは、元になった学位論文もまた、博士論文の水準にはほど遠いものであるという前提で話を進めてしまいましたが、もし『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』と元の学位論文の間にかなりの違いがあるとすれば、出版されたヴァージョンがいかにひどいものであれ、博士論文の方はそれほどでもなかったのでは、という疑問を持たれた方もおられるのではないかと思います。今回は、その点について検証していきたいと思います。 この本を通読して上記の「あとがき」に接したとき、私が抱いた淡い期待は、この本の
竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』が受賞。 第28回サントリー学芸賞 asahi.com:サントリー学芸賞に7氏 第28回 サントリー学芸賞の決定 『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』発売後の主な書評 紙屋研究所 - 竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』 伊藤剛のトカトントニズム - 買ってきました、竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』 漫棚通信ブログ版: 悲しい本「手塚治虫=ストーリーマンガの起源」 白拍子なんとなく夜話 - 竹内一郎「手塚治虫=ストーリーマンガの起源」感想 asahi.com:手塚治虫=ストーリーマンガの起源 著・竹内一郎 評者・中条省平 『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』サントリー学芸賞受賞決定後の主な反応 宮本大人のミヤモメモ - サントリー学芸賞はその歴史に大きな汚点を残した 夏目房之介の「で?」 - 『手塚治虫=ストーリーマンガの起源
竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』のサントリー学芸賞受賞に関して、まず批判的な反応がマンガ論系ブログで始まり、その後けっこう「ある種の反響」というか、どっちかつうと「盛り上がってるみたいだぜ」的な「盛り上がり」のようなものになりつつあります。 でも、これもブログの特徴のひとつでしょうが、最初の反応に反応している二次的な反応群は、ほとんどが『手塚~起源』を読んでない人だったりします。そもそもが「お気楽」なブログなわけだから、別に当該の本を読んでなかったら書いちゃいけないとかって話じゃないですが、最初の反応と二次的反応のあいだには、マンガを考えたりする上での「切実さ」に大きな距離があります。 くりかえしますが、それが「悪い」わけではない。が、 この受賞問題がブログで「問題」化する事態に対しては、いくつか基礎的に考えておいたほうがいい事柄があるように思います。 ブログというのは(A)「
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