[デトロイト/東京 31日 ロイター] 過去の買収資金などの不透明性が指摘されている光学機器メーカー、オリンパス7733.Tが2008年に日本の調理器具メーカーを買収した際、オリンパス側のアドバイザーとして買収に深く関与していた人物が買収先の特許を保有していた可能性があることが、ロイターの取材でわかった。 10月31日、オリンパスが2008年に日本の調理器具メーカーを買収した際、オリンパス側のアドバイザーとして買収に深く関与していた人物が買収先の特許を保有していた可能性があることが、ロイターの取材でわかった。27日撮影(2011年 ロイター/Issei Kato) オリンパスは同社買収も含め、「総合医療メーカーに飛躍するために大きな貢献をしている」(高山修一社長)として買収には問題がなかったとの認識を示しているが、事実であれば利益相反が疑われかねないとの指摘もあり、これについても説明責任を