ゲームやエンターテイメントでの市場拡大がめざましいVR(ヴァーチャルリアリティ・仮想現実)とAR(オーグメンティッドリアリティ・拡張現実)。いまだエンターテイメントのイメージが強く、健康や医療とは即座にリンクしにくいが、実は2025年までにヘルスケア分野でのVR・ARは61億ドル市場になるという試算もある。今まさに注目株だ。 VRのゴーグル(360度カメラ内臓)で世界初の手術中継をする医師 © COPYRIGHT 2016 vrLife.news 医学の補助的役割 現在、医学生の学習の場は2つある、といわれている。1つは講義や教科書を通しての学習、そしてもう1つは実際に病気の患者から学ぶ実習だ。教科書や講義から学べるのは文字や図上のこと、病気の患者だって常に学生のために準備されているわけではない。こうした学習の場の限界をVRやARの技術で補えないかと考えているのである。 例えばすでにリリー
![エンターテイメントを超えるVR、ヘルスケアの可能性 | AMP[アンプ] - ビジネスインスピレーションメディア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c28d3b7a88635e3de4b7cc0345ad36eaa30815bd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fampmedia.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F02%2Fshutterstock_528831091.jpg)