コンピュータ業界の中で対極にあるともいえる技術が1つに結びつきそうだ。IBMと複数参加型オンラインゲームを手がける企業が共同で、ゲーム機用プロセッサ「Cell」をIBMのメインフレームに統合しようと取り組んでいる。 すでに提携関係にあるIBMとブラジルのHoplon Infotainmentは、IBMのメインフレームを使って多数参加型オンラインゲームのベータ版を提供している。両社は新しい提携関係を通じ、「Cell Broadband Engine(Cell BE)」プロセッサを、メインフレームおよびHoplonの仮想世界インフラストラクチャソフトウェア「bitVerse」と統合することに取り組むという。この計画について、両社は米国時間4月26日に発表する見通しだ。 当初はIBMのCellブレードでメインフレームをネットワーク化することから始めるが、ゆくゆくはPCIアダプタカードを介してCe