企業が仮想化サーバー技術を導入する際には,何が障壁になるのだろうか。信頼性か,パフォーマンスか,それともソフトウエア・ライセンスか---。PCサーバー用の仮想サーバー技術のベンダーであるヴイエムウェア,米XenSourceの製品を取り扱う伊藤忠テクノソリューションズ(CTC),マイクロソフトの3社が,開催中の「Interop Tokyo」でパネルディスカッションを行った。 Interop Tokyoのパネルディスカッション「仮想サーバーのオープン化とコストダウン手法」は,「ユーザー」の立場である独立行政法人産業技術総合研究所(産総研)グリッド研究センターの伊藤智氏と,「PCサーバーよりも数十年早く,メインフレームにおいて仮想化技術の導入を済ませた」立場である日本IBMシステムズ・エンジニアリングの濱田正彦氏が司会役になって,議論が進められた。 PCサーバーの仮想化技術は,あと1~2年でメイ
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