● 眼鏡をかけると顔が変わる「電脳コスプレミラー」 電脳コスプレミラーは、黒いマーカー付き眼鏡をかけてディスプレイの前に立つと、自分の顔が動物やお面、知恵ちゃんなどに変化する。これはディスプレイの設置されたカメラがマーカーの情報を解析して顔を合成しているもので、マイクロシステムインテグレーション研究所の松岡裕人氏とサイバーソリューション研究所の宮下直也氏が出展した。 マーカー情報からの顔合成には、NTTアドバンステクノロジの3D画像合成システム「AmezeART 1.0」を利用する。角度の変化に応じて、合計6パターンへと表情が変化する。今回の展示では顔の合成に絞られていたが、全身の合成なども可能。それ以外にもインテリアシミュレーションや商品陳列の模擬といった利用方法があるという。 また、電脳コスプレミラーでは松岡氏と宮下氏がそれぞれ手がけている技術も利用されている。松岡氏の「高リアリティ3