先週,WinHEC 2006という米Microsoftのカンファレンスに参加させていただいた。カンファレンス内容については,WinHEC 2006速報サイトにいろいろな記事を掲載しているので,そちらを参照してもらうとして,ここではその印象を少し書きたいと思う。 実は,ここ7年ほど海外出張の機会に恵まれず,Microsoft関連のカンファレンスに参加するのは8年ぶりだった。それ以前,つまりWindows9x/NT時代は,少なくとも年に1度はそうしたカンファレンスに参加していた。 その時代と変わらないのは,基調講演にBill Gates会長(写真)が登場すること。“User Centric Computing”と称して,さまざまなメディアを介して情報をユーザーのところへ集めて処理するコンセプトの披露は,彼がよく口にしていた“Information At Your Fingertip”と根本的に