本家記事 や Kazuho Oku's Weblogで取り上げられていますが、spam 送信者が Captcha (主にランダムな文字列の画像による、人間と機械を判別するための認証) といった人間の手を解さないと解読が難しい spam 防止技術を乗り越えるための労働力として、100ドルPCのユーザが利用されるという話が、 英ガーディアンの記事にて指摘されています。つまり spam 送信者が貧困層である(はずの)100ドルPCユーザに金を払い、Captcha 認証を越えて spam をバラまかせる、と言うモデルのようです。 日本向けサイトにおいては「(もしあれば)漢字版Captcha」と「日本語入力要求」の組み合わせなどである程度対応可能かもしれませんが、英語圏などのアルファベットの使用圏ではこうしたモデルが機能する可能性はあり、「スパマーが貧困層に職を与える」という皮肉な結果になってしまう