AzureというWindowsベースのクラウドサービスを提案したマイクロソフト。Azureの登場により既存のWindowsベースのシステムは、時代遅れになり、すべての企業システムがクラウドへと移行していくとマイクロソフトは考えているのだろうか? こういった、疑問に答えてもらうために、今回、マイクロソフトでAzureを担当されているデベロッパー&プラットフォーム統括本部カスタマーテクノロジー推進部 部長の平野和順氏に話を伺った。 ■Azureはネット時代を支えるインフラ―WindowsというパッケージOSを販売しているマイクロソフトが、相対するクラウドサービスのAzureを開発しているというのは、自分たちの行っているビジネスを壊すことではありませんか? 平野氏 そんなことはありません。わが社のCTO(チーフ テクノロジー オフィサー)レイ・オジーは「ネットが社会の基盤となってきている今日、ク