壁一面のディスプレイ、あちこちに取り付けられた小型のセンサー、ディスプレイ付きの家具…。未来の家やオフィスの姿を予感させる空間が、有楽町に出現した。その名は「uPlatea(ユープラテア)」。総務省から委託を受けて進められている研究プロジェクト「Ubila(ユビラ)」のメンバーが作り上げたものだ。 プロジェクト名のUbilaは、「雲」を意味するラテン語。コンピュータが雲のように我々にとって自然な存在となり、我々の生活をサポートしてくれる世界が目標だという。慶應義塾大学、東京大学、九州工業大学、NEC、富士通、KDDI研究所、KDDIの7機関が参加し、パソコンや家電、無線タグ、センサーなどを利用したネットワークシステムの研究開発が続けられている。uPlateaにはUbilaプロジェクトから生まれたさまざまな研究成果が展示されており、デモを体験できる。 そのうちの一つが、「直感操作ネットワーク
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