15日、千葉県野田市で2人が死亡、18人がけがをした廃油の精製施設の爆発火災で、施設内にいた従業員が「爆発する前にガソリンが気化したような臭いが充満していた」と話していることが分かり、警察は何らかのガスに引火した疑いもあるとみて消防と合同で現場検証を行い、爆発の原因を調べています。 15日夕方、野田市二ツ塚の廃油を精製している「エバークリーン千葉リサイクルセンター」で爆発火災が起き、施設の屋根や壁が吹き飛んだほか、周辺の建物の窓ガラスなども割れ、従業員の男性2人が死亡したほか周辺の別の会社にいた人を含め、18人がけがをしました。 施設では、ガソリンスタンドから回収したエンジンオイルの廃油などをリサイクルするための精製作業が行われていて、これまでの調べで廃油から不純物を取り除く遠心分離器の付近で白い煙が上がったあと、爆発が起きたことが分かっています。 その後の調べで、当時施設内にいて大けがを