自転車に乗って歩行者と衝突し、重傷を負わせたのにそのまま立ち去ったとして、兵庫県警は11日、西宮市職員の男性(54)を180日間の自動車の運転免許停止処分にした。県警への取材で分かった。自転車の事故や違反で免許を停止するのは県内初で、全国で9例目という。 自転車が歩行者をはねる事故は増え、全国で高額賠償判決が相次ぐ中、県警は事態を重くみており、男性が車でも事故を起こす可能性があると判断した。 県警によると、男性は3月12日午前9時ごろ、西宮市久保町の歩道の端に設けられた自転車道で、歩いていた無職女性(81)と衝突した。女性は転倒し、左手首を骨折する重傷を負って痛みを訴えたが、救護せずに立ち去ったという。 西宮署は男性を割り出し、7月に過失傷害とひき逃げの疑いで、神戸地検尼崎支部に書類送検した。男性は当時勤務中で、自分の自転車で職場間を移動していたという。 県警のまとめでは、昨年の自転車関連
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