4月1日の物価は税抜きベースで前年比0.9%上昇――。東京大学の渡辺努教授が4日算出した「東大日次物価指数」でこんな結果が出た。2日も1.5%上昇。増税分の価格転嫁だけでなく、増税を機に税抜きベースでも値上げされた商品が多かったようだ。この指数は全国のスーパー約300店舗で集めたPOS(販売時点情報管理)情報の食料品や日用品20万点の価格データから算出した。総務省が月次で発表す
STAP(スタップ)細胞の論文問題で、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーの指導役の笹井芳樹氏(52)が朝日新聞の取材に「STAPはreal phenomenon(本物の現象)だと考えている」とこたえた。小保方氏の現状については「こうした事態を迎えた責任は私の指導不足にあり、大変心を痛めた」と心境を説明した。来週中に会見を開く方針。 笹井氏は理研発生・再生科学総合研究センターの副センター長で、ES細胞(胚(はい)性幹細胞)から体の組織をつくる研究の第一人者。小保方氏とともに主要著者の1人になっている。記者が1月末の論文発表時に直接取材したあと、先月中旬から4月9日まで、メールで複数回、研究の経緯や論文の疑問点などをやり取りした。 小保方氏は9日の会見で「200回以上STAP細胞の作製に成功した」などと主張した。 一方で、専門家からの指摘では、STAP細胞が実は別の万能細胞(
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