熊本地震の被災地に、古民家再生の技術を生かし損壊した家屋の修復にあたるボランティアがいる。「寝食を自己完結しなければ被災者の迷惑になる」と自転車にキャンプ用品を積み込んで熊本入りした長野県岡谷市の建築業、鳥海小太郎さん(64)。到着後は先に修理道具を送っておいた知人が携わるNPOに加わり、支援を求める人の情報を収集。頼る人がいないお年寄りなど困っている被災者のもとに駆けつけている。(産経新聞大阪社会部 井上浩平) ◇ ◇ 約2週間かけ被災地へ 山元律子さん(左)の自宅を修理する鳥海小太郎さん=5月12日、熊本市中央区(村本聡撮影) 「本震で建物がゆがみ、ガラス戸が開いたままになって困っていた。夜は不安なので避難所で寝ることもあった。1人ではどうにもならないので助かった」 12日朝、熊本市中央区の平屋の民家で、鳥海さんが自動車用のジャッキで窓枠の一部を押し上げ、慣れた手つきで
集まった資金でトライアスロン世界大会を目指す Photo: クラウドファンディングページから お笑いトリオ、安田大サーカスの団長安田さんがトライアスロンの世界大会へ出場すべく、資金を募るクラウドファンディングを開始した。 団長安田さんはクラウドファンディングで集めた資金の用途についてウェブページで「世界大会に出場するために必要なポイント獲得へ向けた大会の参加費用、交通費やコーチの費用に充てる」と説明。また、落車事故で重症を負った経緯を踏まえ「安全性を高めることの重要性と、トライアスロンの楽しみや魅力がクラウドファンディングを通して広まってほしい」と述べている。 落車直後の写真を見せる団長安田さん(左)。右はクロちゃん Photo: Syunsuke YAMADA(SANSPO.COM) 団長安田さんは2015年7月にトライアスロン大会参加途中、自転車のパートで転倒し、前頭部を強打し緊急搬送
超党派の「自転車活用推進議員連盟」(会長・谷垣禎一自民党幹事長)は5月12日、総会を開き、自転車利用を促す議員立法「自転車活用推進法案」の今国会での取り扱いについて、谷垣会長に一任することを了承した。6月1日の会期末まで残り3週間を切る中、同法案は先送りとなる可能性が出てきた。 推進法案は昨年4月、同議連が了承。自転車専用レーンや「シェアサイクル」施設の整備、交通安全教育や啓発などのほか、国土交通省に「自転車活用推進本部」を設置することなどが盛り込まれている。 谷垣会長は同法案について「今国会で何とか形にしたいと思ってやってきた」と指摘。しかし、震災関係の補正予算成立が急務であることや、参院選を控え、仮に参院で可決できなかった場合、廃案となる懸念に触れ、「3週間でどういう手を打っていくか、工夫しなければならない時期にきている」と語った。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く