8月24日、週明け24日前場の中国株式市場は8%超下落した。写真は香港の金融街に設置された株価ボード(2015年 ロイター/Bobby Yip) [上海 24日 ロイター] - 週明け24日の中国株式市場は大幅に続落して取引を終了した。上海はパニック売りで8%超下落した。上海・CSI300の両指数ともに主要な下値支持線を割り込み、1日の下落率では2007年の世界金融危機以来最大となった。 先週の11%の急落後もなお、当局が週末に政策支援を発表しなかったことで投資家の間で失望感が広がり、上海総合指数は今年の上昇分をすべて失った。 上海総合指数<.SSEC>の終値は297.8390ポイント(8.49%)安の3209.9050。下落率は2007年2月27日以来最大となり、株価は今年初めの水準に戻った。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数<.CSI300>