ズドラフコ・レイチ●文 text by Zdravko Reic 利根川 晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko W杯を直前にしたハリルホジッチ解任劇を、ハリルにとって同郷(ボスニア・ヘルツェゴビナ)の先輩であり、日本代表監督の先輩でもある「彼」はどう見ているのか。イビツァ・オシムはオーストリア第2の都市グラーツにいた。その町の病院で半年に1回、検診を受けなければいけないのだという。「でも安心してほしい。現在の体調はいたって良好だ」というオシムを、旧知のクロアチア人ジャーナリストが直撃した。 2006年から、病に倒れる2007年11月まで、日本代表監督の座にあったイビツァ・オシム氏 photo by YUTAKA/AFLO SPORTS ハリルホジッチの解任以降、多くの人々が私の意見を求めてきた。私のことをよく知っている人であれば、私がこうした他人の問題に首
現在首位。開幕から好調を維持している無敗のベガルタ仙台 福田正博 フォーメーション進化論vol.17 現在、J1で無敗をキープし首位を快走する仙台。昨シーズン、リーグ最少失点だった安定した守備をベースに、今シーズンは得点力が着実にアップ。さらに力をつけ、4位になった昨季を上回る勢いを見せている。 基本フォーメーションは昨年と同じ4-4-2。では、昨シーズンと今シーズンで何が違うのか。それは、DFラインを含めた、チーム全体の守備のゾーンがより前になっていることだ。 距離にしてみれば、5m程度のものだが、この違いが大きい。なぜなら、相手のゴールにそれだけ近くなっているということであり。ボールを奪ったあと、フルパワーでスプリントしてゴールエリアまで侵入する距離が短くてすむ。つまり、5m後方から攻め上がるより、余力を残してゴール前に飛び込んでいけるということだ。シュートのための力を残しておくことが
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