Java SEの最新版で解決された脆弱性を悪用するサイバー攻撃が確認され、JPCERT/CCが最新版へのアップデートを呼び掛けている。 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月16日、Java SEの最新版(JRE 7 Update 9)で解決された脆弱性を悪用するサイバー攻撃が国内で発生したと発表した。攻撃拡大の恐れがあり、ユーザーへ最新版の適用を推奨している。 JPCERT/CCによると、確認されたサイバー攻撃では国内の正規サイトが改ざんされ、Webサイトにアクセスしたユーザーを攻撃サイトに不正サイトに誘導。不正サイトからJavaの脆弱性を悪用するマルウェアが、ユーザーのコンピュータへ送り込まれる。また、この脆弱性を悪用するための機能を取り込んだ攻撃ツールも見つかったとしている。 米Oracleは、10月16日に公開したJava最新版で30件の脆弱性を解決