タグ

ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (9)

  • どうやって幸福観をずらしていくか - シロクマの屑籠

    人間関係にまつわるノウハウは、どれも学習や体験の蓄積が必要だ。挨拶のような基礎でさえ、サマになるにはリピートして身体に叩き込む必要がある。しかも、年齢によって蓄積しやすいノウハウも違っているので、旬の時期を逃すと厄介だ。恋愛を挙げてみると、 中学高校生の時に恋愛していた人は恋愛感情が永久に続かない事を学ぶだろうし 大学生の時に恋愛していた人はオママゴト生活から生活習慣の違う他人と暮らす苦労を学ぶだろうし 社会人初期に恋愛していた人は金銭管理の困難を学ぶだろうけど それを30歳過ぎて一気にやるのは大変だと思います 2014-12-17 20:25:57 via Twitter for Android このように、年齢それぞれによって恋愛のかたちは違うし、学びとれる課題も違う。恋愛と無縁だった人がいきなり三十代になって恋愛をやってみせようと思っても、手こずるのは当たり前だ――ノウハウの蓄積が無

    どうやって幸福観をずらしていくか - シロクマの屑籠
  • 人生はシビライゼーションに似ている - シロクマの屑籠

    人生RPGよりもシューティング 人生ゲームに喩える遊びは面白い。ゲーム好きなら、いろんなゲームのフィーチャーが連想されると思う。私の場合は、『ガンパレードマーチ』の発言力システムや『ザナック』『バトルガレッガ』の可変難易度が、人生のある部分にとても似ていると感じる。 思うに、一番人生っぽいゲームは『シビライゼーション』だと思う。それも調整の行き届いた『シビライゼーション5』じゃなくて、どんどん技術格差ができてしまう『シビライゼーション3』や『4』のほうが人生っぽい。他のゲームもそうだけど、どうせ人生ゲームになぞらえるなら、どこか理不尽で、どこか調整が狂っていて、それでいて人生の長さや局面の変化が実感できるようなものがいいと思う*1。その点、シビライゼーションは、運が絡む理不尽さも、調整のバランスも、プレイ時間の長さも申し分ない。人生ゲームに喩えるにあたって、五指に入る候補だと思う。

    人生はシビライゼーションに似ている - シロクマの屑籠
    czblue
    czblue 2014/10/09
  • 「セックスすれば劣等感は治るのか?」 - シロクマの屑籠

    共感・カミングアウト続出!“こじらせ女子”は新しいリアルな女性像か!? | ガジェット通信 リンク先は、セックスをしようがモテようが自分自身に折り合いをつけられず、劣等感を抱えたまま歳を取ってしまった“こじらせ女子”についてのものだ。 「こじらせるとどうやっても逃れらない。承認欲求が満たされてもダメだと思う。こじらせとともに生きるしかない」 http://getnews.jp/archives/158768#.TvqYv1W1L00.hatena 思春期の前半から劣等感を抱えていた人は、その後の人生でセックスをしようがモテようが、劣等感を簡単には捨てられない、という認識。この延長線上で考えるなら、結婚をしたとしても劣等感が消去できるという保障はどこにも無い、ということにもなる。 これは、一時期インターネット上で言及されていた“非モテ男子”の場合とも共通している。非モテ男子の場合も、セックス

    「セックスすれば劣等感は治るのか?」 - シロクマの屑籠
    czblue
    czblue 2011/12/29
  • 褒められ慣れていない人の悲劇

    よく“褒めるのは難しい”といいますが、実は“褒められるのもけっこう難しい”っていう話。 上司に評価された時。 誰かに好きだと言われた時。 ありがとうと言って貰えた時。 「べっ別に、あ、あんたなんかに評価されたくて、やったんじゃないんだからね!」 と自己弁解したくなってしまう人や、黙って俯いて赤くなっている人って、巷にも案外いるんですよ。なんというか、褒められたら情緒的にパニクってしまったり、いたたまれなくなってしまう人。 これがアニメに出てくるキャラクターなら、かわいいツンデレですねで済む話ですが、現実の人間の場合、褒められるたびにパニクっているようでは大きなハンディになってしまいます。褒められてもモチベーションが確保できないどころか、やがて、褒められるのを避けるべく屈折したパーソナリティを身につけてしまうかもしれません。 「褒められたら、褒められた分だけモチベーションが得られる」ってやつ

    褒められ慣れていない人の悲劇
  • 危ない異性に対する“免疫”を持つには - シロクマの屑籠

    痛いニュース(ノ∀`) : 「婚前旅行に行く」とブログに書いたプラモ好き41歳男性、自殺に見せかけ殺される→相手の女の周りでは、男性4人が不審死 - ライブドアブログ あれだけ趣味を究めた人でも、異性への執着を前にすれば眼が曇るんだなぁ。 この事件は殺人事件として世間に知られるに至ったが、これに類する話なら幾らでも転がっており、40〜50代でヘンな女やホステスに嵌りこんだ挙句、メンタルや人生や家庭をぶちこわしてしまう男性は後を絶たない。そして、男の人生を吸い取って生きているサキュバスみたいな女、あるいはドロボウネコは、今も昔も、娑婆のあちこちに生息している。 では、どうすれば悪い異性を寄せ付けずに済ませられるのか? どうすれば悪い異性に対する“免疫”を持つことできるのか? 「俺が異性に興味を持つわけがない」「俺は趣味に生きるんだ。女は諦めた」と必死に自分に言い聞かせているような人達は、たぶ

    危ない異性に対する“免疫”を持つには - シロクマの屑籠
  • “使えない奴”を足切りする為の面接テクニックについて - シロクマの屑籠

    コンサルの面接で「74冊読みました」と言ったら「それは何がすごいの?」と返された - ミームの死骸を待ちながら リンク先の記事はコンサルタントの採用面接の体験談らしいが、巧い質問する面接官だなーと舌を巻いた。もし自分が面接官になったら、こういう意味深な質問を繰り出したいものだ。 就職面接であれ、受験面接であれ、面接官は限られた時間のなかで、対象者が合格に値する人物なのかをスクリーニングしなければならない。“モノになりそうな奴”を合格させ、“使えそうにない奴”を足切りするという重大な作業にかかわらず、与えられる時間はたった数十分。しかも、面接官に少しでも良い印象を与えるべく、対象者はなにがしかの嘘や誇張を交えてくるという前提で面接しなければならない*1。 このため、面接官がそれなりの信頼度でチェックできる情報というのは、意外と限られているし、そういう情報は「対象者が言葉に出して喋った内容その

    “使えない奴”を足切りする為の面接テクニックについて - シロクマの屑籠
    czblue
    czblue 2009/01/12
  • 「ダメな俺を丸ごと受け止めてくれ症候群」のメカニズム - シロクマの屑籠

    ダメな俺を丸ごと受け止めてくれ症候群 リンク先のはてな匿名ダイアリーの記事が、色々と示唆的だ。「ダメな俺も丸ごと受け止めてくれ」、という三十代オタク男性に、女性の側が当惑し、到底引き受けられないと結論づけるまでのいきさつが記述されている。 くだんの三十代男性は、女性側が未だ好きとも嫌いとも、付き合うとも付き合わないとも判断しきっていない段階で、いきなり自分のダメな所を延々と語り始めたわけである。これは、例えば「合コン」「お見合い」などの場ではありうべからざる、交際前段階のコミュニケーションとしては非合理的な振る舞いのようにみえる。自分が職場で活躍している武勇伝でも話したほうが、まだしも効果的かもしれない。 にも関わらず、異性にアプローチするなかでのダメ語りというのは、意外と耳にすることがある。何故、付き合ってもいないうちから「ダメな俺も丸ごと受け止めてくれ」と言い出してしまうのか?私は、非

    「ダメな俺を丸ごと受け止めてくれ症候群」のメカニズム - シロクマの屑籠
  • 承認欲求、心の保水力、そして塩害。 - シロクマの屑籠

    今朝、インターネットを巡回していたら、以下のような言葉に出会った。 「生きていてもいい」 「生きているとうれしい」 「死ぬとかなしい」 そんな言葉をかけてほしくて、かけられても、砂漠にじょうろで水を注ぐように、すぐに渇いてしまう。際限がない。 承認がほしい。 癒しをください。 好きと言って貰いたい。 インターネット上ではどこででも見かける執着である。けれども、水を撒いてもすぐに乾いてしまう土地・保水力の高い土地があるのと同じように、同質の承認や声がけがあっても、すぐに心が乾いてしまう人というのもいれば、いつまでも言葉を内に秘めてしっとりしていられる、心の保水力の高い人もいる。 ここからは喩え話。 世の中には、熱帯雨林気候な土壌の人、温暖湿潤気候な土壌の人、ツンドラな土壌の人、砂漠な土壌な人、などなどが、存在している。水を撒く(=承認や癒しの言葉をかける)のは簡単だが、土壌改造は、一朝一夕に

    承認欲求、心の保水力、そして塩害。 - シロクマの屑籠
    czblue
    czblue 2008/08/18
  • 例えば宝くじで三億円当たれば、それで幸せな選択肢を選べるのか - シロクマの屑籠

    過去と若さは金銭で贖えない、という前提を踏まえて - シロクマの屑籠 上記リンク先の文章を打ちながら、“金銭では贖えない過去からの諸々”について色々と考えていた。世の中には多分、金銭を手に入れればそれでどうにかなる人と、金銭以外の体験なり蓄積なりのほうが必要な人があるのだろう。例えば宝くじで三億円あたった時、それで未来を上手に買い切ることの出来る人というのは、どれぐらいいるだろうか。 三億円当たっても、競馬とパチンコにつぎ込むしか能がない人がいるかもしれない。 定期預金する以外の選択肢を思いつかない人がいるかもしれない。 分散投資という概念を知ってはいても、不安が強くて、相場が動くたびに動揺売りを繰り返す人だってあるかもしれない。 こうした人達に、三億円ポンと渡しても、多分、未来は開けない。生活保護費を三日でパチンコですってしまうような人に、金銭的援助だけを続けていても、湯水のように無くな

    例えば宝くじで三億円当たれば、それで幸せな選択肢を選べるのか - シロクマの屑籠
    czblue
    czblue 2008/03/25
  • 1